ニーズにあわせて使い分けたい「オイル」「クリーム」「リキッド」

今日は、前回に引き続き。クレンジングのお勉強です。
クレンジングを行う場所、肌質、メイクの量、使いやすさなどのよって、クレンジングコスメは、オイル、クリーム、リキッドなどを賢く使い分けられるようになりたいもの。今日は、それぞれの特徴と効果的な使い方をご紹介します。


     基本はダブル洗顔で汚れを落とそう


 クレンジングには大きく分けると、オイル、クリーム、リキッドの3タイプがあります。オイルタイプやクリームタイプは、どちらも洗浄力が高いので乾燥肌の方には注意が必要ですが、水を使わずにメイクを落とすことができるいうメリットがあります。クリームタイプはオイルタイプと違って「水」に界面活性剤を加えてあります。クリームタイプの場合は、肌の上で軽擦している間に水分が蒸発し、メイクがふっと浮くポイントにあわせてふき取りを。ふき取りのタイミングが分かるのは、クリームタイプの大きな特徴です。水分がもともと多いミルクタイプは、オイル・界面活性剤ともに配合量が少ない商品が多いため、肌にやさしく、ナチュラルメイク向きの商品として、つくられているものもあります。リキッドタイプは基本的にオイルフリーなので、濡れた手でも使うことができ、水によるすすぎだけで落とすことができますクレンジング剤の残留をなくすためにも、どのタイプを使うときもダブル洗顔をお勧めします。その際、洗浄力が弱く刺激が少ない「アミノ酸洗顔料」が使いやすいでしょう。無添加石けんを使う場合は、よくあわ立ててなるべ「軟水」(純水)ですすぐと、石けんかすの残留を防ぐことができます。




   オイル


   ★洗浄力が高い

     フルメイクの肌向き


   ★乾燥肌の人は、皮脂を取りすぎるのでスキンケアでしっかり油分補給を


   ★ダブル洗顔がおすすめ

   ★マスカラが落ちにくい場合は、専用リムーバーでアイメイクを落とそう

   ★ふき取りクレンジングに向く




    クリーム
   

    ★水分の配合が絶妙なので、トリートメントしやすい


    ★メイクが肌に浮く合図がわかる

   
    ★水分の配合が変わらないように、乾いた手で使おう

    ★ナチュラルメイクの肌に向けたタイプもある

    ★ふき取りクレンジングに向く


  リキッド



     ★お風呂の中でも濡れた手でも使える

    
     ★フルメイクの肌の場合はなるべく乾いた手で(濃度を下げずに)
      利用を


     ★オイルフリーの商品が多い

     ★界面活性剤の質が高い商品が多い→界面活性剤が汚れを落としている

     ★クレンジングコスメの中でも、オイルやクリームより後に誕生した
      タイプ


     ★商品によってはダブル洗顔



    自分に本当に合ったクレンジングを続けることで、お肌は見違えるように
   変わってきます。トリートメントはクレンジングから始まっていることを
   皆さんどうぞお忘れなく。