芳香力

好きな花はなんですか?
と聞かれることはあっても、なかなか漠然と
好きな香りは何ですか?
と聞かれることはないように思います。

それほどに、"香り"は目に見えない為に
識別が難しいからとも言えますが、
生活していて、香りを意識する瞬間は
とても多いのも事実です。

朝のコーヒーの香り
朝風呂の入浴剤の香り
その日が雨だったならば雨の香り
今の季節ならば、町中に様々な花の香り
ちょっと小腹がすいているときに、レストランの横を
通るといいにおいがして余計にお腹が空く.....など


実際、香りが体にもたらす影響はとても大きいのです。

脳で香りと認識した香りの成分は
呼吸によって肺にまで到達して肺静脈などからも吸収され、
血中に入った香り成分は感情に関係なく成分の作用を体に与えています。


アロマセラピーで使われる精油の香り成分も、
鼻から香りの情報が大脳まで届けられ、
呼吸によって肺静脈などからも吸収されています。

香りの情報が大脳辺縁系に到達すると、
過去に経験した記憶を蘇らせたり、
快・不快などの感情が生まれたり、
視床下部に作用して、自律神経を調節したりします。
心地よい香りの中にいるとリラックスするのは、このためです。

香りの効力で、体の内面を磨くことができるのです。

香りの力を借りて心を鎮め
日々の疲れをいやしましょう。


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